ピンチのときこそ面白がる！

世界一ワクワクするリーダーの教科書 [ 大嶋 啓介 ]

　前回の「世界一ワクワクするリーダーの教科書」大嶋啓介著(きずな出版)より

　石見智翠館高校の甲子園予選の決勝戦での奇跡です。

　決勝戦の相手は、甲子園常連校の開星高校。

5対2でリードしていたところを、最終回に追いつかれて延長戦に。

延長13回の表に開星高校がツーランホームランを打ち、逆転されてしまいました。

大ピンチ！絶対絶命の大ピンチです。

ところが守備から戻ってくる選手たちに、監督と部長は踊るような笑顔で、

「お前ら、面白くなってきたな！予定通りや！

ここから逆転サヨナラになるぞ！伝説やな！

よし、伝説つくってこい！」

と言われたそうです。

監督の言葉に選手たちもベンチも表情が変わり、最高の空気になったそうです。

そして、なんと、本当に奇跡が起きたのです。

最終回の裏、最後の攻撃で、連打で同点に追いつくと、最後は押し出し四球。

逆転サヨナラ勝利。

甲子園出場の夢を実現されました。

　困難を楽しめたとき、世界が変わる！

　あなたはいま、困難やピンチにワクワクできていますか？